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パティ・スタンダード・バターケース●小梨の木#02プレミアムグレード
Category :
pattie standard
画像と同じ商品をお届けします
こちらの3枚の画像はクリックで拡大します
お買い上げいただきました。ありがとうございました。
◇お申し込みが、複数、多数の場合は、抽選を行ないます。
◇お譲りする方へは、お申し込み締め切り後に、
メール(翌日までに要返信)で、ご連絡を差しあげます。
◇当webサイトのトップページでは、お申し込み締め切りから30分後に、
お譲りする方のご氏名の
イニシャル(+お住まいのエリア)を、掲載します。
◇くわしくは
「ご購入の申し込み・お支払いについて」
を、必ずお読みください。
販売数は、1つとなっております。
1回の販売期間で、お申し込みは1回、合計1つまでとなっております。
150g、200g、250gのバターが入ります。
450g用「パティ450」はこちら
をご覧ください。
冷涼なる気候で幾年月、至高の材で作ったバターケース。
木のバターケースといえば。
桜やクルミ系の材が人気です。
他の工房さんの木のバター入れをみても、
ヤマザクラにクルミ、
桜にブラックウォールナット、
といった感じになっているようです。
さくらに、くるみ。
掛け値なしに良い、と感じます。
当工房、スクエアクラフトでも、
人気の樹種ですし、
作り手である私も、大好きです。
しかし。
それだけが、バターの容器にふさわしい木である
というわけではありません。
良い木、ほかにも、あります。
たとえば、この、小梨の木。
「ズミ」とか「ヤマズミ」といえば、
わかる方、いらっしゃるかもしれませんが、
それなりに木を知る人にとっても、
未知の木かもしれません。
天然の木の色であるとは思えない、自然の采配による、絶妙な色調合。
ブリック・レッド・煉瓦色と称すればいいでしょうか。
誰が見ても、ハッと目を引く色。
でも、けっして派手ではなく、粗野な感じでもない。
格調の高さ、そして、確たる存在感があります。
色を確かめていただいたら、画像を拡大して、木目をご覧ください。
密度がちがいます。木目と木目の間隔が、とりわけ狭い。
小梨の木は、冷涼なところに育つ木です。
植物学的分類では、バラ科リンゴ属ということになります。
そうなんです。小梨の木は、リンゴの仲間なんです。
リンゴの産地といえば、寒いところ。
寒いところに育つ木は、じっくり、時間をかけて成長します。
で、ご存じのとおり、年輪1本は、1年。
その間隔、せまい、ということは。言わずもがな、かもしれませんが。
それだけの年月をかけて育っているということです。
この小梨の木、岐阜県は飛騨地方からやってきました。
生育した場所を、ピンポイントで把握しているわけではありませんが、
材そのものをみれば、きびしい環境で育ったであろうことは、わかります。
それだけ、緻密な木であるということ。とても堅い木です。
柾目材です。純柾目、ジュンマサです。
サイドを構成する材は、上部のほうが、木の外周部、
底のほうが、木の芯にちかい部分になるよう、レイアウトしています。
こういう方向でレイアウトすると、安定感があって、とても見栄えがします。
それ加えて、自然の計らいで、木目が、ごく緩くウエーブしています。
絶妙の出来栄え。プレミアムグレードでのリリースです。
お買い求めになる方は、この深遠なる時間もお買い求めいただきまして、
そして、使っていただくことになります。
この小梨の木が、幾十回の冬を耐え抜き、越えてきたか。
作り手として、そこを感じていただくこと、願っています。
あ。そうだそうだ。
折りしも。
上高地では、そろそろ、小梨の花が咲きます。
くわしくは、下記「木について」を、ご覧ください。
画像と同じ商品を、お渡しします。
色や質感は撮影やモニターの具合により、誤差があります。
このバターケースの重量は489g(製品完成時)です。
木について
●コナシ/小梨/Toringo Crab Apple
(別名:ズミ、ヤマズミ、コリンゴ、ミツバカイドウ)
「ズミ」の呼称が、いちばんメジャーなようですが、
工房の地元、信州での呼び名「コナシ」で、紹介します。
産出される量が少ないため、
主たる用途というには、大仰なのですが、
材は、家具、小木工品に使われます。
自生に限定すれば、
冷涼な場所にしか育たない木で、材はとても堅い。
それを生かして、櫛(くし)も作られます。
鍬や工具の柄にも向いています。
樹皮を水につけると、黄色くなるので、
染料や、絵の具の材料にもなります。
その有様「染み(しみ)」が転じて
「ズミ」と呼ばれるようになったようです。
白く小さな花は、愛でるべき可憐さ。
山歩きが好きな方、自然の写真が好きな方なら、
ご存じの方も、多いかもしれません。
花が散ると、小さな実をつけて、
直径1センチに満たないほどに成長し、
秋になると、黄色、そして赤に色づきます。
完熟すれば、リンゴのような味がして、甘いですが、
熟さないと、かなり酸っぱい。
その味を「酢味(すみ)」とあてまして、
それが、転じて「ズミ」となったという説もあります。
リンゴの台木として用いられることもあり、
果樹園のリンゴの樹には、
小梨の木に、リンゴの若木を挿し木したものが、
多いようです。
上の写真4点は2013年6月と
2014年6月に、長野県は上高地の
「明神館」前にて、川原カズキが撮影。
満開の小梨の花と
背後に北アルプス明神岳の
祝福すべき風景。
花が散ると、小さな実をつけて、
徐々に成長し、秋に赤く色づきます。
こちらは、同じ上高地の
河童橋付近の小梨平で撮影。
コナシの木がたくさんあるから小梨平。
上の明神館の小梨の花とは、
様相がちがいます。
小梨は、大きく変異する種であるため、
生育する場所、また、個体によって、
枝ぶりに葉、花、樹皮に至るまで、
かなりの差があります。
(C)Kazuki KAWAHARA
SQUARE CRAFT FACTORY
◎画像の使用は、
ご連絡をいただき
、
当ページへのリンクをお願いいたします。
パティ・スタンダード
について
安曇野の木工工房、
スクエアクラフトファクトリーの
「Pattie Standard バターケース」は、
スーパーなどで広く市販されている
200gサイズのバターのためのバターケースです。
弓なりな曲線で構成される、
木の美しさを存分に引き出すデザイン。
ボトムに配されたアーチは、
デザインのためだけでなく、
バターケースを持ちやすくするため。
アーチの下に指をすべり込ませれば、
容器がワン・ハンドで持てる。
「持ちにくい」という
皿型のバターケースの難点を、
シンプルに解決してくれます。
皿型だから、バターが切りやすい。
削って使っても、最後まで削りやすい。
底はステンレスで、バターを清潔に保存。
取りはずし可能で、かんたんに洗えます。
木製のバターケースは、
冷蔵庫の冷気からバターを守ってくれる。
木の素材そのものが、
空気をたっぷりと含むから、
バターを、適度な硬さで保存できます。
「普段使いのバターを、特別なバター入れに」
お好きなパンに、いつものバターをそえて、日々の暮らしのそばに置いていただきたい。
そんな気持ちで。
信州・安曇野の工房で、日々、余念なく、心をこめて、
ひとつひとつ、製作しています。
***
「パティ・スタンダード」は、エシレバターなど輸入もののバターに多い
250gサイズのバターも入るよう設計されています。
ただし、メーカー、種類によって、寸法に大きな違いがあるので、
ご愛用のバターのサイズと、本商品の内寸をご確認のうえ、ご購入ください。
***
くわしい「パティ・スタンダード・バターケース」の商品説明は、
こちらをごらんください ≫
●外寸:長さ16.8×幅10.4×高さ9.1cm ●内寸:長さ13.3×幅6.9×高さ4.8cm
(設計寸法です。実寸とは若干の誤差があります)
◇材料:木(底板はステンレスとシナ材)
◇オイル塗料は、食品衛生法適合品を使用しています。
販売価格
17,000円(税込18,700円)
在庫数
受け付け終了しました
お買い上げいただきました
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【ご購入を希望される方へ】
商品販売は
「抽選制」
となっております
ご購入を希望の方は
「ご購入申し込み」
が必要です
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掲載の商品は「1点かぎり」です
ご購入を決められましたら
早めのお買い上げをおすすめします
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こちらのページ
「購入申込み・お支払いについて」
もお読みください
ご覧いただき、ありがとうございます。
商品をご購入を希望される、すべてのお客様へ。
2013年の1stロットより、販売方法を変更しました。
販売は、ご希望の方からお申し込みをいただき、
そのなかから、抽選で決定させていただきます。
これまでは、発売開始の日時を決めて、
先に申し込まれた方に、
お買い求めいただいておりましたが、
発売時間直後に、当webショップへのアクセスが集中し、
事実上の「早い者勝ち」になることが、
しばしば見受けられるようになりました。
このままでは、販売方法を
公平に保つことは難しくなりましたので、
「申し込み→抽選制」での販売に
切りかえることにいたしました。
なお、抽選後の「当選のご連絡」は、
メールにて行ないますが、
確実を期すため「要返信」とさせていただきます。
なお、ご返信いただくことが、
ご購入(当選)の条件となります。
つぎのご購入ステップの「お支払い・ご決済」は、
そのあと、メールにて差し上げます。
詳細は、別ページ
「購入申込み・お支払いについて」
で、
お申し込みから、抽選について、
そして、お支払い・ご決済、商品お届けまでの
くわしい流れを説明しておりますので、ご覧ください。
抽選販売は、クラフト・雑貨系のオンライン販売としては、
あまり見られない方法です。
ですので、上記リンクから説明ページへお入りいただき、
ご理解をいただいた上で、お申し込みいただくよう、
重ねて、お願いいたします。
2013年1月11日
川原カズキ/スクエアクラフト&クラフト・オンライン
当ショップ「クラフト・オンライン」では、
「スクエア クラフト ファクトリー」の工房にて
製作した商品を、1つずつ撮影し、
個別に紹介記事を作成し、UPしております。
商品の在庫については、
ほとんどのプロダクトについて、
ストックはありません。
いま、ご覧いただいている商品は、
どなたかにお買い上げいただきますと、
「売り切れ」となります。
売り切れの商品について、
「同じ(樹種の)商品は、ありますか?」という
お問い合わせをいただくことがあります。
これにつきましては…
「つぎ(以降)のロットをお待ちください」
と、お答えするか、
「材料が、もうないので、発売予定はありません」
と、ご返事することになります。
個人で製作、販売を行なっておりますので、
たくさんの数を作って、販売することはできません。
事情をご理解いただくとともに、
売り切れの際は、ご容赦いただきますよう、
よろしくお願いいたします。
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カルピスバターに携わる人たちが披露してくれる、とっておきのカルピスバターのレシピがぎっしり。カルピス社監修、カルピスバターの公式ガイドブック。スクエアクラフトの「パティ450」も紹介されています。
工房のこと 安曇野のこと
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