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Category : real butter case
特段、述べることがない。 良い仕上がりのプロダクトと対峙すると、 時おり、こういう心境になります。 非の打ちどころがない。 そう言えば、よいのでしょうか。 サイドを、かるく弓なりに走る木目のライン。 さらり流れる、トップの静かなる意匠。 こう組めれば、思い残すことはありません。 あくまでも、静かに。 使う者を、静寂の領域へと、いざなう。 そして、その、しじまなる空間のなかに、 ほんのりとした、あたたかみを感じる。 上質で、しつけの良い ブラックウォールナット材が醸し出す、 媚びない、けれんみのない風合い。 じつに、秀逸だと思います。 エリートグレードは、確実で、 プレミアムでも、とは思いましたが、 つつましく、エリートとしました。 ブラックウォールナットのバターケース。 ひとつ仕上げるたびに、 『ああ、良いなぁ』と思います。 写真を撮影するときも。 同系色の茶色バックを使っても、 確たる存在感があって 『やっぱり、良い!』と思います。 ブラックウォールナット、とくれば。 「ああ、茶色ですよね」となりますが。 たんに「茶色の木です」というだけでは、ここまで人気のある樹種にはなりません。 そもそも、ブラックウォールナットが、なぜ、みなに好まれるのか……。 じっと、眺めていると。 ブラウンといっても、いろんなブラウンで、材が構成されていることに気づきます。 光があたれば。 トップ(上面)の端は、シルバーに輝きます。 サイド(側面)には、明と暗のコントラストがつきます。 こんなふうに。光と影が織りなす存在感がある。 まず、バターケース単体としてのルックスが、とても良いのです。 さらに、考察。 ブラックウォールナットのブラウンは、 「食卓を構成する、いろんな色と相性が良い」のです。 ◇インテリア空間を構成するホワイト。 ◇アイボリーや赤のギンガムチェックのテーブルクロスや、ランチョンマット。 ◇フォークやナイフなど、シルバーのカトラリー。 ◇きつね色に焼けたパンの色。 ◇グリーンサラダのレタス、マーシュや、いんげんのグリーン。 ◇コーヒーのチャコール・ブラウン、カフェオレのベージュ色 ……などなど。 思いつくまま挙げても、とにかく相性が良い。 というわけで、ブラックウォールナット材は、絶大なる人気がある。 『ブラックウォールナットじゃなきゃ。』 というシーンが、たくさんあるのです。 多くの人を惹きつけてやまない、ブラックウォールナットの魅力。 ほかの何ものにも、置き換えることはできません。 木の繊維のなかに、空気をたっぷりと含んでいることも、 ブラックウォールナットの優れたところとして、挙げておきましょう。 しっかり冷えたバターケースであっても、 拒絶したくなるような冷たさを感じることはありません。 これは、木のバターケースすべてに共通することですが、 ブラックウォールナットのバターケースを手に持つと、 そのメリットを、より、確かに実感できます。 これから、あなたの前に展開されるであろう、永きにわたる時間。 ブラックウォールナットのバターケースと過ごしてみましょう。 年々、このバターの箱の存在感、増してゆきます。 ブラウンの色に、奥行きが加わります。 行く末が、未来が、楽しみになってくるでしょうか。 はなし、変わって。 個人的なことですが。 昨年のいまごろ、伯父が。この世と、わたしたちと、お別れをしました。 とりわけ、お世話になった伯父には、 ブラックウォールナットのリアル バターケースをプレゼントして、 ずっと、使ってもらってました。 在りし日の、ある朝。トーストの香り漂う食卓で。 日々の暮らしになじんだ、そのブラックウォールナットのバターケースは、 色の濃さが増して、キラキラと光っていました。 「いいもんだね。これは」 そう語る伯父の言葉と笑顔を、ずっと、忘れることはないでしょう。 大切にしている暮らしの道具があれば。 きっと、大切な想い出が遺るでしょう。
16,000円(税込17,600円)
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