パティ450バターケース●エンジュの木#09

Category : pattie450

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先着販売のプロダクトにつきましては、
お申し込みから3日以内(土日、祝日となる場合は、その翌日)に
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いちばん最初にお申し込みいただいた方だけに、自動送信にて、メールが届きます。
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お譲りする方へは、こちらで、先着のお申し込みを確認したあと、
別途、メール(要返信)にて、ご連絡を差しあげます。
ご購入に際しましては、メールへの返信が条件となっております。よろしくお願いします。

※発売準備と開始の手順です
【21時20分ごろ】発売準備のため、商品の紹介ページは、ご覧いただけなくなります
    ↓
【21時30分00秒】受け付けを開始いたします。
販売数は、1つとなっております。
1回の販売期間で、お申し込みは1回、合計1つまでとなっております。
450gサイズまでのバターが入ります。
200g、250g用「パティ・スタンダード」はこちらをご覧ください。
 
延寿に円熟、縁起よし。木目の力だ。エンジュのバター入れ。



毛筆画のように、自在にうねる
圧倒的な木目のライン。
作り手が計算した、仕上がりのイメージを、
こともなく、ブレイクしてしまいます。

きっぱりと走る木目は、
エンジュのバターケースの白眉。
ずっと、見ていたくなります。

優れた小説のページには、
文字のならびにも、行と行のあいだにも、
情感や美しさがあるように。

エンジュの木にも、
木目の配列と、木目と木目のあいだに、
ニュアンスや、優れた気色が漂います。


このエンジュの材は、
広葉樹の良材をあまた産出する
陸奥は南部地方からやってきました。
青森、秋田、岩手の3県にまたがる、
いまなお、山深いエリアです。

2013年の春、丸太で買いました。
直径、45センチ。
エンジュとしては太めで、良材です。
これを、バターケース専用の厚さに挽いて、
安曇野の工房にて、1年間、自然乾燥(天乾)させました。
そののち、工房独自の木材乾燥機で、
十二分に含水率を下げから、製作にあたりました。

色の移ろう速度、とても速い材です。
その変化、日進月歩というわけにはいきませんが、
“月進年歩”ぐらいで進みます。

木が伐られてからの年月が浅いので、いまは、若々しさを放っている段階。
ゆえに、これから、まっすぐ、一途に熟成していきます。

まずは「アンバー(琥珀色)」へと進み、
そして「“濃い茶”色(焦げ茶)」へと進みます。

冷蔵庫のなかは、
ふだん光の当たらない空間ですので、使用の頻度で、差はあるかと思いますが。
しげく使っていただければ、それだけ早く熟成します。


エンジュは。
「延寿」と、漢字をあてることがあります。
円熟味(えんじゅくみ)のエンジュでもあります。
木目が、まあるく、ラウンドになるよう、材をレイアウトして組み上げると、
縁起が良い木、として重用されるのも、しみじみ、納得できます。


サイドの短辺の材に、小さな節があります。
ちゃんと生きている節「生き節(いきぶし)」です。
この木は、南部地方の山奥で、
枝打ちを施されずに育ったはずなので、これも自然で、当然のことでしょう。
無垢の木ならではの魅力として、お楽しみいただければ、幸いに存じます。


手に持てば、さっくりとした触感。
適度に重量感もあり、質実、実直さが伝わってくる。
そして、名のごとく、テーブルに幸せがやってきそうな、エンジュの木のバターケース。
永きにわたってご使用いただければ、果てしなく熟成します。

木目の色は、その木目のあいだにある色は、どう変化していくのだろう?
皆目、見当がつかない。

使い手の方だけが、その推移を、結末を、確かめることができます。

画像と同じ商品を、お渡しします。
色や質感は撮影やモニターの具合により、誤差があります。
このバターケースの重量は555g(製品完成時)です。

 

木について
●イヌエンジュ/犬槐

木工界では「エンジュ」と呼びならわしていますが、
正確には「イヌエンジュ」で「エンジュ」とは別の種類の木です。

ちなみにエンジュは「アカシア」とも呼ばれます。
ご年配の方なら
西田佐知子さんの歌う「アカシアの雨がやむとき」を思い出すでしょうか?
(↑Youtubeへのリンクです。音が出ます)

エンジュの仲間には、ほかにも。
「ニセアカシア」というのもあります。別名を「ハリエンジュ」といいます。
最近では、河原にはびこって、やっかいもの扱いされているようですが。
これについては、過去に書いた記事があります↓
安曇野クラフト日記2009/06/19「ニセアカシアの雨に打たれて」

話が横道にそれましたが、イヌエンジュのこと。
日本全国に分布している木ですが、木材としては、あまり流通しておらず、
とても貴重な材といえます。
茶褐色の色は、どの木にもない独特なもの。

材は、彫刻や細工物など、小木工品、工芸用として用いられます。
エンジュの木は、太く、大きく成長しないため、家具材として供されることは多くないので、
良材であるわりには、広くあまねく知れ渡る存在ではありません。
そのほかの用途としては、農具・工具の柄や薪炭材として。
面白いところでは、床の間の柱(床柱)や、太鼓あるいは三味線の胴などに供されます。

「延寿」という当て字で書かれる場合もあり、
文字どおり縁起のいい木といわれることもあります。

気乾比重:0.63
上の画像は「きいちゃんの飯綱自然ガイド」からご提供いただきました。
地元信州の飯綱高原で自然を題材に写真を撮影し、webサイトで紹介されています。
とてもいきいきとした写真は、観ていてココロ癒されます。
こちらの3点は2012年7月、札幌市は北海道神宮にて、川原カズキが撮影。
北海道には、多くのイヌエンジュの木が自生しており、民芸品の材料としても用いられている。
アイヌの人たちは、このエンジュの柱を使って住居を作った。

(C)Kazuki KAWAHARA/SQUARE CRAFT FACTORY
◎画像の使用は、ご連絡をいただき、当ページへのリンクをお願いいたします。

 










パティ450バターケースについて

スクエアクラフトファクトリーの「pattie450」は
カルピスバターや発酵バター、低水分バターなど、
450gサイズの業務用バター、ポンドバターのために
デザインされ、安曇野の工房で製作している
木製のバターケースです。

ボトムに配されたアーチは、
独特のフォルムを形づくるだけでなく、
バターケースを持ちやすくするための独自設計。

容器がワン・ハンドで持てます。
皿型のバターケースは「持ちにくい」
この難点を、アーチの構造が解決してくれます。

皿型だから、バターがナイフで切りやすい。
削って使っても、深底のバター容器のように、
薄くなると削りにくくなる、
なんてことはありません。

底はステンレスで、バターを清潔に保存。
取りはずし可能で、お手入れがかんたんです。


木製のバターケースは、
木が、冷蔵庫の冷気からバターを守ってくれる。
だから、バターを適度な硬さで保存できます。

そして、木のバターケースには、
他の素材にはない、あたたかみがあります。
琺瑯やガラスの容器ような冷たさがありません。


デザインは“バターケースの未来形”をコンセプトに、
多様多彩な曲線、曲面を有機的に組み合わせて。
「pattie450」にしかないフォルムを創りあげました。

バターケースを極める工房、スクエアクラフトの
あたらしい木製バターケース「パティ450」

日々の朝食、パンづくり、休日のお菓子づくりに、
こころ豊かになるシーンを加えてくれるでしょう。


■くわしい「パティ450バターケース」の商品説明はこちらをごらんください ≫
■「パティ450バターケース」の開発ストーリーもぜひ、ごらんください ≫

●外寸:長さ18.8×幅10.8×高さ11.5cm ●内寸:長さ15.4×幅7.4×高さ6.7cm
(設計寸法です。実寸とは若干の誤差があります)
◇材料:木(底板はステンレスとシナ材)
◇オイル塗料は、食品衛生法適合品を使用しています。

販売価格

13,000円(税込14,300円)

在庫数 受け付け終了しました
お買い上げいただきました
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 【ご購入を希望される方へ】
 商品販売は「抽選制」となっております
 ご購入を希望の方は「ご購入申し込み」が必要です

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  掲載の商品は「1点かぎり」です
  ご購入を決められましたら
  早めのお買い上げをおすすめします

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こちらのページ「購入申込み・お支払いについて」もお読みください

ご覧いただき、ありがとうございます。

商品をご購入を希望される、すべてのお客様へ。

2013年の1stロットより、販売方法を変更しました。

販売は、ご希望の方からお申し込みをいただき、
そのなかから、抽選で決定させていただきます。

これまでは、発売開始の日時を決めて、
先に申し込まれた方に、
お買い求めいただいておりましたが、
発売時間直後に、当webショップへのアクセスが集中し、
事実上の「早い者勝ち」になることが、
しばしば見受けられるようになりました。


このままでは、販売方法を
公平に保つことは難しくなりましたので、
「申し込み→抽選制」での販売に
切りかえることにいたしました。

なお、抽選後の「当選のご連絡」は、
メールにて行ないますが、
確実を期すため「要返信」とさせていただきます。
なお、ご返信いただくことが、
ご購入(当選)の条件となります。

つぎのご購入ステップの「お支払い・ご決済」は、
そのあと、メールにて差し上げます。

詳細は、別ページ「購入申込み・お支払いについて」で、
お申し込みから、抽選について、
そして、お支払い・ご決済、商品お届けまでの
くわしい流れを説明しておりますので、ご覧ください。

抽選販売は、クラフト・雑貨系のオンライン販売としては、
あまり見られない方法です。
ですので、上記リンクから説明ページへお入りいただき、
ご理解をいただいた上で、お申し込みいただくよう、
重ねて、お願いいたします。


2013年1月11日
川原カズキ/スクエアクラフト&クラフト・オンライン
   
   

当ショップ「クラフト・オンライン」では、
「スクエア クラフト ファクトリー」の工房にて
製作した商品を、1つずつ撮影し、
個別に紹介記事を作成し、UPしております。

商品の在庫については、
ほとんどのプロダクトについて、
ストックはありません。

いま、ご覧いただいている商品は、
どなたかにお買い上げいただきますと、
「売り切れ」となります。

売り切れの商品について、
「同じ(樹種の)商品は、ありますか?」という
お問い合わせをいただくことがあります。

これにつきましては…
「つぎ(以降)のロットをお待ちください」
と、お答えするか、
「材料が、もうないので、発売予定はありません」
と、ご返事することになります。

個人で製作、販売を行なっておりますので、
たくさんの数を作って、販売することはできません。
事情をご理解いただくとともに、
売り切れの際は、ご容赦いただきますよう、
よろしくお願いいたします。



 

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カルピスバターに携わる人たちが披露してくれる、とっておきのカルピスバターのレシピがぎっしり。カルピス社監修、カルピスバターの公式ガイドブック。スクエアクラフトの「パティ450」も紹介されています。

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