パティ・スタンダード・バターケース●エンジュの木#03プレミアムグレード

Category : pattie standard

画像と同じ商品をお届けします  

 


こちらの3枚の画像はクリックで拡大します  

お買い上げいただきました。ありがとうございました。
◇お申し込みが、複数、多数の場合は、抽選を行ないます。
◇お譲りする方へは、お申し込み締め切り後に、
 メール(翌日までに要返信)で、ご連絡を差しあげます。
◇当webサイトのトップページでは、お申し込み締め切りから30分後に、
 お譲りする方のご氏名のイニシャル(+お住まいのエリア)を、掲載します。
◇くわしくは「ご購入の申し込み・お支払いについて」を、必ずお読みください。
販売数は、1つとなっております。
お申し込みは、1回のお申し込み期間につき、すべてのプロダクトを合わせて、
1つ、1回までとさせていただいております。
150g、200g、250gのバターが入ります。450g用「パティ450」はこちらをご覧ください。
 
突き抜けた魅力を放つ、熟成する純柾目のバターケース。



木目が整然とならんで、小節すら、ない。
最上の純柾目の材で構成された
プレミアムなバターの器。
通直な木目のラインと、
オーガニックなフォルムが融合して、
見る者を、使う者を、
心地よい領域へといざなってくれます。

凛としていながらも、
奥底にあたたかみを有している。
そのいでたち、
木のバター入れの既成概念を超越している。
突き抜けた魅力を放っている、
と申し上げてもよいでしょう。


エンジュの木で組み上げたバターケース。
オイル塗装をほどこしていると。
『木目だよ、やっぱり木目』
と、思わず、つぶやいてしまいます。

旋律的・リズミカルとも形容できましょう。
詩的・ポエティックとも形容できましょう。
ぐっと、惹きつけられてしまう。
手をとめて、じっと見入ってしまう。

指先で、木目をなぞると。
木目で刻まれた繊細な凹凸を感じられます。
エンジュの木目には、
濃い・淡いがあり、細い・太いがあります。

木目は、言い換えれば、年輪。
木目の1本は、年輪の1本と同じく、1年のしるし。
いわば、木が生きてきた、その軌跡。
模様とか、意匠とか、そういうデザイン的な要素を超えた
深いふかい意味合いを含んでいます。

このエンジュの材は、
広葉樹の良材をあまた産出する、陸奥は南部地方からやってきました。
青森、秋田、岩手の3県にまたがる、いまなお、山深いエリアです。

2013年の春、丸太で買いました。
直径、45センチ。
エンジュとしては太めで、良材です。
これを、バターケース専用の厚さに挽いて、
安曇野の工房にて、1年間、自然乾燥(天乾)させました。
そののち、工房独自の木材乾燥機で、十二分に含水率を下げから、
製作にあたりました。

色の移ろう速度、とても速い材です。
その変化、日進月歩というわけにはいきませんが、
“月進年歩”ぐらいで進みます。

木が伐られてからの年月が浅いので、いまは、若々しさを放っている段階。
ゆえに、これから、まっすぐ、一途に熟成していきます。

まずは「アンバー(琥珀色)」へと進み、
そして「“濃い茶”色(焦げ茶)」へと進みます。

冷蔵庫のなかは、
ふだん光の当たらない空間ですので、使用の頻度で、差はあるかと思いますが。
しげく使っていただければ、それだけ早く熟成します。


エンジュは、「延寿」と、漢字をあてることがあります。
円熟味(えんじゅくみ)のエンジュでもあります。
木目が、まあるく、ラウンドになるよう、材をレイアウトして組み上げると、
縁起が良い木として、たっとばれるのも、しみじみ、納得できます。

手に持てば、さっくりとした触感。
適度に重量感もあり、質実、実直さが伝わってきます。
木じたいにチカラがある感じがする。
それは、エンジュの木の、樹木の姿、そのもの。
エンジュは、ぐんぐん上に伸びて、大きく枝葉を広げます。

名のごとく、テーブルの上に、幸せがやってきそうな、エンジュの木のバターケース。
使うひとに元気を与えてくれそう。
永きにわたってご使用いただければ、果てしなく熟成する。
心ゆくまで、お楽しみいただけます。

画像と同じ商品を、お渡しします。
色や質感は撮影やモニターの具合により、誤差があります。
このバターケースの重量は450g(製品完成時)です。

 

木について
●イヌエンジュ/犬槐

木工界では「エンジュ」と呼びならわしていますが、
正確には「イヌエンジュ」で「エンジュ」とは別の種類の木です。

ちなみにエンジュは「アカシア」とも呼ばれます。
ご年配の方なら
西田佐知子さんの歌う「アカシアの雨がやむとき」を思い出すでしょうか?
(↑Youtubeへのリンクです。音が出ます)

エンジュの仲間には、ほかにも。
「ニセアカシア」というのもあります。別名を「ハリエンジュ」といいます。
最近では、河原にはびこって、やっかいもの扱いされているようですが。
これについては、過去に書いた記事があります↓
安曇野クラフト日記2009/06/19「ニセアカシアの雨に打たれて」

話が横道にそれましたが、イヌエンジュのこと。
日本全国に分布している木ですが、木材としては、あまり流通しておらず、
とても貴重な材といえます。
茶褐色の色は、どの木にもない独特なもの。

材は、彫刻や細工物など、小木工品、工芸用として用いられます。
エンジュの木は、太く、大きく成長しないため、家具材として供されることは多くないので、
良材であるわりには、広くあまねく知れ渡る存在ではありません。
そのほかの用途としては、農具・工具の柄や薪炭材として。
面白いところでは、床の間の柱(床柱)や、太鼓あるいは三味線の胴などに供されます。

「延寿」という当て字で書かれる場合もあり、
文字どおり縁起のいい木といわれることもあります。

気乾比重:0.63
上の画像は「きいちゃんの飯綱自然ガイド」からご提供いただきました。
地元信州の飯綱高原で自然を題材に写真を撮影し、webサイトで紹介されています。
とてもいきいきとした写真は、観ていてココロ癒されます。
こちらの3点は2012年7月、札幌市は北海道神宮にて、川原カズキが撮影。
北海道には、多くのイヌエンジュの木が自生しており、民芸品の材料としても用いられている。
アイヌの人たちは、このエンジュの柱を使って住居を作った。

(C)Kazuki KAWAHARA/SQUARE CRAFT FACTORY
◎画像の使用は、ご連絡をいただき、当ページへのリンクをお願いいたします。

 









パティ・スタンダードについて

安曇野の木工工房、
スクエアクラフトファクトリーの
「Pattie Standard バターケース」は、
スーパーなどで広く市販されている
200gサイズのバターのためのバターケースです。

弓なりな曲線で構成される、
木の美しさを存分に引き出すデザイン。

ボトムに配されたアーチは、
デザインのためだけでなく、
バターケースを持ちやすくするため。

アーチの下に指をすべり込ませれば、
容器がワン・ハンドで持てる。
「持ちにくい」という
皿型のバターケースの難点を、
シンプルに解決してくれます。

皿型だから、バターが切りやすい。
削って使っても、最後まで削りやすい。

底はステンレスで、バターを清潔に保存。
取りはずし可能で、かんたんに洗えます。

木製のバターケースは、
冷蔵庫の冷気からバターを守ってくれる。
木の素材そのものが、
空気をたっぷりと含むから、
バターを、適度な硬さで保存できます。


「普段使いのバターを、特別なバター入れに」
お好きなパンに、いつものバターをそえて、日々の暮らしのそばに置いていただきたい。

そんな気持ちで。
信州・安曇野の工房で、日々、余念なく、心をこめて、
ひとつひとつ、製作しています。

***
「パティ・スタンダード」は、エシレバターなど輸入もののバターに多い
250gサイズのバターも入るよう設計されています。
ただし、メーカー、種類によって、寸法に大きな違いがあるので、
ご愛用のバターのサイズと、本商品の内寸をご確認のうえ、ご購入ください。
***

くわしい「パティ・スタンダード・バターケース」の商品説明は、
こちらをごらんください ≫


●外寸:長さ16.8×幅10.4×高さ9.1cm ●内寸:長さ13.3×幅6.9×高さ4.8cm
(設計寸法です。実寸とは若干の誤差があります)
◇材料:木(底板はステンレスとシナ材)
◇オイル塗料は、食品衛生法適合品を使用しています。

販売価格

18,000円(税込19,800円)

在庫数 受け付け終了しました
お買い上げいただきました
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 【ご購入を希望される方へ】
 商品販売は「抽選制」となっております
 ご購入を希望の方は「ご購入申し込み」が必要です

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  掲載の商品は「1点かぎり」です
  ご購入を決められましたら
  早めのお買い上げをおすすめします

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こちらのページ「購入申込み・お支払いについて」もお読みください

ご覧いただき、ありがとうございます。

商品をご購入を希望される、すべてのお客様へ。

2013年の1stロットより、販売方法を変更しました。

販売は、ご希望の方からお申し込みをいただき、
そのなかから、抽選で決定させていただきます。

これまでは、発売開始の日時を決めて、
先に申し込まれた方に、
お買い求めいただいておりましたが、
発売時間直後に、当webショップへのアクセスが集中し、
事実上の「早い者勝ち」になることが、
しばしば見受けられるようになりました。


このままでは、販売方法を
公平に保つことは難しくなりましたので、
「申し込み→抽選制」での販売に
切りかえることにいたしました。

なお、抽選後の「当選のご連絡」は、
メールにて行ないますが、
確実を期すため「要返信」とさせていただきます。
なお、ご返信いただくことが、
ご購入(当選)の条件となります。

つぎのご購入ステップの「お支払い・ご決済」は、
そのあと、メールにて差し上げます。

詳細は、別ページ「購入申込み・お支払いについて」で、
お申し込みから、抽選について、
そして、お支払い・ご決済、商品お届けまでの
くわしい流れを説明しておりますので、ご覧ください。

抽選販売は、クラフト・雑貨系のオンライン販売としては、
あまり見られない方法です。
ですので、上記リンクから説明ページへお入りいただき、
ご理解をいただいた上で、お申し込みいただくよう、
重ねて、お願いいたします。


2013年1月11日
川原カズキ/スクエアクラフト&クラフト・オンライン
   
   

当ショップ「クラフト・オンライン」では、
「スクエア クラフト ファクトリー」の工房にて
製作した商品を、1つずつ撮影し、
個別に紹介記事を作成し、UPしております。

商品の在庫については、
ほとんどのプロダクトについて、
ストックはありません。

いま、ご覧いただいている商品は、
どなたかにお買い上げいただきますと、
「売り切れ」となります。

売り切れの商品について、
「同じ(樹種の)商品は、ありますか?」という
お問い合わせをいただくことがあります。

これにつきましては…
「つぎ(以降)のロットをお待ちください」
と、お答えするか、
「材料が、もうないので、発売予定はありません」
と、ご返事することになります。

個人で製作、販売を行なっておりますので、
たくさんの数を作って、販売することはできません。
事情をご理解いただくとともに、
売り切れの際は、ご容赦いただきますよう、
よろしくお願いいたします。



 

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カルピスバターに携わる人たちが披露してくれる、とっておきのカルピスバターのレシピがぎっしり。カルピス社監修、カルピスバターの公式ガイドブック。スクエアクラフトの「パティ450」も紹介されています。

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