パティ・スタンダード・バターケース●トチの木#02エコノミーグレード

Category : pattie standard

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お買い上げいただきました。ありがとうございました。
◇お申し込みが、複数、多数の場合は、抽選を行ないます。
◇お譲りする方へは、お申し込み締め切り後に、
 メール(翌日までに要返信)で、ご連絡を差しあげます。
◇当webサイトのトップページでは、お申し込み締め切りから30分後に、
 お譲りする方のご氏名のイニシャル(+お住まいのエリア)を、掲載します。
◇くわしくは「ご購入の申し込み・お支払いについて」を、必ずお読みください。
販売数は、1つとなっております。
1回の販売期間で、お申し込みは1回、合計1つまでとなっております。
150g、200g、250gのバターが入ります。450g用「パティ450」はこちらをご覧ください。
 
作り手が楽しんだ痕跡を感じられる、価値あるお買いもの




このトチの木のパティ・スタンダードは。
最初から、
エコノミーグレードと決まっていました。

とはいっても。
かける手間は、プレミアムでも、
エコノミーでも、変わりはありません。
等しい時間をかけて、作っています。
エコノミーだからといって、
適当にやっているわけではありません。


節があります。
黒くなっている部分があります。
色は不規則です。

当然のエコノミーグレードです。
価格も、かなり安く設定しました。

売り手としては、正直なところ。
もうからないプロダクトです。

でも。
作り手としては、
かなり、楽しませてもらいました。


上にいくにしたがって、色が濃くなるよう、
計算して、材をレイアウトしました。

削っていくと変化して、
磨けば、浮かび上がってくる、木目の流れ。

オイルをほどこしたときの
ブラウンカラーの鮮やかなる変化。

そんな楽しい気持ち、
前向きなメンタリティーで取り組みました。
手にしていただければ、
そんな気配、感じていただけると思います。


トチ材は、業界一般的に、白いほうが好まれます。
スクエアクラフトでも、その価値観に合わせて、
白い材を買い付けて、ストックしています。

そんななかで、これは、工房保有の材のなかではめずらしく、
赤みが強い、茶系のトチ材です。

茶色のトチで、初めてバターケースを作りました。

けっこう、良いです。
皆さんは、どう思われますか?

食わずギライ、というのは。
見分を狭め、仕事のバリエーションを減らすんですね。
勉強になりました。

シブい。
利休好みの茶道具のような、わびさびなテイストを連想させます。

釉薬を回しかけて、焼いて窯変させる茶碗のように。
二度と同じものを作ることは、できないでしょう。

このトチの木のような、
野趣ある感じのエコノミーグレードを、お買い上げいただいた方からは。
ありがたくも、メールで、
賛辞と、お褒めの言葉をいただくことが、しばしば、あります。

べつに。
このプロダクトを買ったなら、お礼を言ってくれ、と思っているわけではありません。

あるがままを受け入れることができる心があって、
天然な、自然なものを好まれる方なら、
価値あるお買いもの、ベスト・バイ(Best Buy)となる可能性が、非常に高い。

そんなメッセージを、いささか婉曲的ですが、伝えたかっただけなのです。

画像と同じ商品を、お渡しします。
色や質感は撮影やモニターの具合により、誤差があります。
このバターケースの重量は371g(製品完成時)です。
 

木について
●トチ/栃/Japanese horse chestnut

木材市場で。
「トチ、いきますよー」と声がかかると、人がたくさん集まります。
最近、人気急上昇中のトチの木です。

北海道から、九州まで、広い地域に分布します。
とくに中部地方から東北地方にかけては、平地に生育し、
有史以来、人の暮らしに利用されてきました。

実は、食用として用いられます。
「トチ餅」は、むかしは、どこの山村でも作られた保存食として知られています。
トチの実をつぶし、水や灰汁(アク)で、あく抜きをして、
米や雑穀といっしょに搗(つ)いて作る。
いまでも、お土産ものとして、ときどき見かけます。
ほのかに香ばしくて、滋味があります。

木材も、工芸の材料として、重用されました。
栃は、すくすくと育ち、大径木になるので、臼に加工されたり、
適度に柔らかい材質を生かして、刳物や挽き物にも用いられ、
お盆やお椀にもなります。

高級な伝統工芸の材として、いちばん使われるのが、トチの木。
名だたる伝統工芸展に行けば、
使われている材料の大半が、トチであることに驚きます。
その理由は…
美しい杢が現れるので、美しさが際立つ。
加工が容易で、繊細な意匠を表現しやすい。
緻密な木肌で、磨けば限りなく光沢が出る。
といったところでしょうか。とにかく伝統工芸の職人さんは、トチの木が好きです。
※杢【もく】=木目が縮んだり、不規則に流れることによって現れる、美しい意匠

国内では、直径の大きな大木が、見られなくなった昨今、
トチの木は、最後に残された巨木。
国産材の「ラスト・リゾート」と呼んでもいいかもしれません。

気乾比重:0.53



長野県は塩尻市、県天然記念物の「贄川のトチ」。
樹齢1000年、根元の周囲が10メートル以上ある、巨木中の巨木。
山深いところにあるかと思いきや、なんと、幹線国道、国道19号線ぞいにある。
木は小高いところに堂々と立つ。根元には祠があり、「ウエンジン様」という神が祀られている御神木だ。
振り返れば、国道を行き交うクルマが見える。
日本有数のトチの巨木が、こんなところにあるのかと、驚いてしまう。
樹勢今なお盛んで、周囲には、いっぱいのトチの実が落ちてました。
写真は、2012年10月、川原カズキが撮影。
2台分の駐車場があるので、用向きついでに、立ち寄ってみるのもいいでしょう。

(C)Kazuki KAWAHARA/SQUARE CRAFT FACTORY
◎画像の使用は、ご連絡をいただき、当ページへのリンクをお願いいたします。
 

パティ・スタンダードについて

安曇野の木工工房、
スクエアクラフトファクトリーの
「Pattie Standard バターケース」は、
スーパーなどで広く市販されている
200gサイズのバターのためのバターケースです。

弓なりな曲線で構成される、
木の美しさを存分に引き出すデザイン。

ボトムに配されたアーチは、
デザインのためだけでなく、
バターケースを持ちやすくするため。

アーチの下に指をすべり込ませれば、
容器がワン・ハンドで持てる。
「持ちにくい」という
皿型のバターケースの難点を、解決してくれます。

皿型だから、バターが切りやすい。
削って使っても、最後まで削りやすい。

底はステンレスで、バターを清潔に保存。
取りはずし可能で、かんたんに洗えます。

木製のバターケースは、
冷蔵庫の冷気からバターを守ってくれる。
木の素材そのものが、空気をたっぷりと含むから、
バターを、適度な硬さで保存できます。


「普段使いのバターを、特別なバター入れに」
お好きなパンに、いつものバターをそえて、
日々の暮らしのそばに置いていただきたい。

そんな気持ちで。
信州・安曇野の工房で、
日々、余念なく、
心をこめて、ひとつひとつ、製作しています。


***
「パティ・スタンダード」は、
エシレバターなど輸入もののバターに多い
250gサイズのバターも入るよう設計されています。
ただし、メーカー、種類によって、
寸法に大きな違いがあるので、
ご愛用のバターのサイズと、
本商品の内寸をご確認のうえ、ご購入ください。
***

くわしい「パティ・スタンダード・バターケース」の
商品説明は、こちらをごらんください ≫










●外寸:長さ16.8×幅10.4×高さ9.1cm ●内寸:長さ13.3×幅6.9×高さ4.8cm
(設計寸法です。実寸とは若干の誤差があります)
◇材料:木(底板はステンレスとシナ材)
◇オイル塗料は、食品衛生法適合品を使用しています。

販売価格

7,593円(税込8,352円)

在庫数 受け付け終了しました
お買い上げいただきました
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 【ご購入を希望される方へ】
 商品販売は「抽選制」となっております
 ご購入を希望の方は「ご購入申し込み」が必要です

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  掲載の商品は「1点かぎり」です
  ご購入を決められましたら
  早めのお買い上げをおすすめします

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こちらのページ「購入申込み・お支払いについて」もお読みください

ご覧いただき、ありがとうございます。

商品をご購入を希望される、すべてのお客様へ。

2013年の1stロットより、販売方法を変更しました。

販売は、ご希望の方からお申し込みをいただき、
そのなかから、抽選で決定させていただきます。

これまでは、発売開始の日時を決めて、
先に申し込まれた方に、
お買い求めいただいておりましたが、
発売時間直後に、当webショップへのアクセスが集中し、
事実上の「早い者勝ち」になることが、
しばしば見受けられるようになりました。


このままでは、販売方法を
公平に保つことは難しくなりましたので、
「申し込み→抽選制」での販売に
切りかえることにいたしました。

なお、抽選後の「当選のご連絡」は、
メールにて行ないますが、
確実を期すため「要返信」とさせていただきます。
なお、ご返信いただくことが、
ご購入(当選)の条件となります。

つぎのご購入ステップの「お支払い・ご決済」は、
そのあと、メールにて差し上げます。

詳細は、別ページ「購入申込み・お支払いについて」で、
お申し込みから、抽選について、
そして、お支払い・ご決済、商品お届けまでの
くわしい流れを説明しておりますので、ご覧ください。

抽選販売は、クラフト・雑貨系のオンライン販売としては、
あまり見られない方法です。
ですので、上記リンクから説明ページへお入りいただき、
ご理解をいただいた上で、お申し込みいただくよう、
重ねて、お願いいたします。


2013年1月11日
川原カズキ/スクエアクラフト&クラフト・オンライン
   
   

当ショップ「クラフト・オンライン」では、
「スクエア クラフト ファクトリー」の工房にて
製作した商品を、1つずつ撮影し、
個別に紹介記事を作成し、UPしております。

商品の在庫については、
ほとんどのプロダクトについて、
ストックはありません。

いま、ご覧いただいている商品は、
どなたかにお買い上げいただきますと、
「売り切れ」となります。

売り切れの商品について、
「同じ(樹種の)商品は、ありますか?」という
お問い合わせをいただくことがあります。

これにつきましては…
「つぎ(以降)のロットをお待ちください」
と、お答えするか、
「材料が、もうないので、発売予定はありません」
と、ご返事することになります。

個人で製作、販売を行なっておりますので、
たくさんの数を作って、販売することはできません。
事情をご理解いただくとともに、
売り切れの際は、ご容赦いただきますよう、
よろしくお願いいたします。



 

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カルピスバターに携わる人たちが披露してくれる、とっておきのカルピスバターのレシピがぎっしり。カルピス社監修、カルピスバターの公式ガイドブック。スクエアクラフトの「パティ450」も紹介されています。

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