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Category : pattie standard
オーガニックなカーブで構成される スクエアクラフトのパティシリーズ。 その曲面をペーパーでサンディングして磨き、 オイルフィニッシュをほどこすと、 種々彩々なる色と木目が、浮かび上がります。 手を止めて、その色と紋様を、眺める。 これまで、あまたのバターケースを 作ってまいりましたが、 それは、いつも、変わりません。 とりわけ、山桜については、その時間が、 対峙している時間が、長いように思います。 今回リリースする 山桜のパティ・スタンダードも、 その例外ではありません。 複雑なパターン。野趣あふれる気色。 じーっと、見入ってしまいました。 仕上がった時点では、 色にムラがあるように見受けられますが。 熟成が進んでいくと、 光沢を帯びて、飴色に変化します。 そうなると。 あくまでも、作者としての見立てですが。 「たゆとう水の中に、水草が揺れる」 そんな、奥深い意匠に変化していきます。 「業界での基準」を念頭に置いて、エコノミーグレードとしました。 しかしながら、これは、あくまでも、便宜上の格付け、です。 山桜としては、格段にリーズナブルな価格に設定しました。 こういう、ナチュラル感が好きな方、いらっしゃるかと思います。 「これ、よい!」と思っていただける方へのサービス・プライスです。 山桜は、日本固有の種で、その品種は、多岐にわたります。 一本一本、品種が違うとも言われます。 花の色も、形も、それぞれ違いますし、樹皮も、ひとつひとつ、表情が違います。 もちろん、伐って製材しても、一本一本、ちがいます。 色に木目、質感にそれぞれ、個性があります。 山桜の材を見ると、つい、買ってしまいます。 その繰り返し、積み重ねで、 スクエアクラフトの工房では、多種多彩な山桜材をストックしています。 今回は、そのなかでも、堅い、ハードなものをチョイスして、製作しました。 キズがつきにくいので、ふだん使いのバター入れとして、うってつけ。 予算にかぎりがある方にも、ぜひ、おすすめしたいプロダクトです。 なにせ。みずから作ったものですから。 みずから価格を決めています。 なので、時おり。 気まぐれに、エイッと、思い切った価格をつけてしまうことがあります。 それでも、木のバターケースの相場よりは、上ではあるのですが。 それは、それだけぶんの仕事の価値があると確信しておりますので。 えーと。そろそろ、文を結ばねばなりません。 このヤマザクラのパティ・スタンダードは、 (スクエアクラフトのバターケースのなかでは) かなり、お買い得なプロダクトである。 そう自負しています。
8,300円(税込9,130円)
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