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450gサイズまでのバターが入ります。 200g、250g用「パティ・スタンダード」はこちらをご覧ください。

一生の財産になる、春のお買いもの、山桜のバターケース。

春一番が吹きつける工房で、 山桜の木で組んだバターケース。 材を削れば、良い香り。 やっと。春、やってきました。 開花を待ちわびる季節、 山桜のパティ450バターケースです。 輝き増した陽光、さんさんと射し込む工房で、 磨いたヤマザクラ材に、オイルを施せば。 パッと、鮮やかに発色します。 この瞬間が、たまらなく好き。 ああ、山桜に感謝。 日本で木工をするなら、 山桜は、欠かせないです。 山桜は、日本固有の種で、 その品種は、多岐にわたります。一本一本、 品種がちがうとも言われます。 花の色も、形も、それぞれ違いますし、 樹皮も、ひとつひとつ、表情がちがいます。 もちろん、伐って製材しても。 一本一本、ちがいます。 色に木目、質感にそれぞれ、個性があります。 当ショッピングサイトを、 長くご覧いただいているなら、 山桜で作られたバターケースの それぞれのルックスの違い、鑑賞に値すること、ご承知かと思います。 だから、ひとつひとつ、写真を撮って、紹介文を書いて、紹介しています。 それは、やること山積みの日々の仕事のなかでも、楽しい時間です。 同じものが、ない。 作り手の私でさえ、均質なものを見ることは、二度とない。 それは、まさに「一期一会」というべきものです。 スクエアクラフトでは、いろんなヤマザクラ材をストックしていますが、 そのなかでも、堅めの材を選びました。 ふれると、なめらか。 指でたたくと、コツコツと、密度ある木の音が返ってきます。 ヤマザクラは、使ってこそヤマザクラ。 年々濃さが増していって、べっ甲色に熟成し、風格というべきものが備わってきます。 未来に向かって、少しずつ熟成し、その色を深める。 山桜の木のバターケースは、時間が、その価値を高めてくれる、賢者のお買いものです。 最後に。職人時事放談を。 いまをときめく、フランスの経済学者、トマ・ピケティは、 この21世紀という時代を、 -- 財産を持つ者が、富を増やす傾向にあり、 労働所得のみで身を立てる者が、貧しくなる傾向にある。 -- と説きました。 後者の方にとって、山桜のバターケースは。 予算的に厳しい買いものになる、かもしれませんが。 あなたの暮らしにおいて、財産と呼べるものになる、その可能性が予見できます。 いまを生きる、ニッポンの木工職人、カズキ・カワハラは、 -- 一生の財産と呼べるものを持つ者が、幸せを増やす傾向にあり、 可処分所得を無意味に使う者が、不幸せになる傾向にある。 -- と説いています。

	画像と同じ商品を、お渡しします。 色や質感は撮影やモニターの具合により、誤差があります。
	このバターケースの重量は 551g（製品完成時）です。

木について

●ヤマザクラ/山桜/Wild cherry

ヤマザクラといえば、奈良の吉野が有名。 右の写真のとおり、見事な景色です。 日本のサクラの原種が、このヤマザクラ。 ソメイヨシノとは違います。 ちなみにソメイヨシノは、ヤマザクラなどを 交配して作った園芸品種です。 開花と同時に若葉が出るのが特徴。 花の色は、ソメイヨシノより 濃いものが多いですが、 写真のように、濃淡に個体差があります。 木材は高級材とされており、流通量は少ない。 家具、楽器、工芸材として重用される。 江戸時代には、版木にも使われてました。 「サクラ」と名のつく木材は、 国内に多く流通していますが、 カバやミズメザクラであることが多い。 そこで、このヤマザクラは 「本桜」と呼ばれることもあります。 燻製につかうスモークチップにも、 よく用いられる。 たしかに、こげるとイイ香り。 桜餅の香りがします。ウソじゃなくて。 木の皮は、秋田の名産品 「樺細工（かばざいく）」に使われます。 （ご参考までに、画像はこちら） 茶筒などでおなじみの工芸品。 山桜という木は、観て良し、使って良し。 世界に誇れる「ニッポンの木」です。 気乾比重：0.60

パティ450バターケースについて スクエアクラフトファクトリーの「pattie450」は カルピスバターや発酵バター、低水分バターなど、 450gサイズの業務用バター、ポンドバターのために デザインされ、安曇野の工房で製作している 木製のバターケースです。 ボトムに配されたアーチは、 独特のフォルムを形づくるだけでなく、 バターケースを持ちやすくするための独自設計。 容器がワン・ハンドで持てます。 皿型のバターケースは「持ちにくい」 この難点を、アーチの構造が解決してくれます。 皿型だから、バターがナイフで切りやすい。 削って使っても、深底のバター容器のように、 薄くなると削りにくくなる、 なんてことはありません。 底はステンレスで、バターを清潔に保存。 取りはずし可能で、お手入れがかんたんです。 木製のバターケースは、 木が、冷蔵庫の冷気からバターを守ってくれる。 だから、バターを適度な硬さで保存できます。 そして、木のバターケースには、 他の素材にはない、あたたかみがあります。 琺瑯やガラスの容器ような冷たさがありません。 デザインは“バターケースの未来形”をコンセプトに、 多様多彩な曲線、曲面を有機的に組み合わせて。 「pattie450」にしかないフォルムを創りあげました。 バターケースを極める工房、スクエアクラフトの あたらしい木製バターケース「パティ450」 日々の朝食、パンづくり、休日のお菓子づくりに、 こころ豊かになるシーンを加えてくれるでしょう。

■くわしい「パティ450バターケース」の商品説明はこちらをごらんください ≫ ■「パティ450バターケース」の開発ストーリーもぜひ、ごらんください ≫

●外寸：長さ18.8×幅10.8×高さ11.5cm　●内寸：長さ15.4×幅7.4×高さ6.7cm （設計寸法です。実寸とは若干の誤差があります） ◇材料：木（底板はステンレスとシナ材） ◇オイル塗料は、食品衛生法適合品を使用しています。

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